老いも若きもなく、皆に愛される究極のご馳走...キャラメル！

ですがキャラメルの歴史はご存じでしょうか？

その始まりには諸説ありますが、最も有名な説では、7世紀にアラブ人が考案したといわれています。

ペルシャ侵攻後、サトウキビを領地で栽培し、そこから抽出した砂糖を精製して作った砂糖菓子が原型。

そのため「キャラメル」という言葉は、アラビア語の「Kurat Al Milh」に由来します。

16世紀以降、イズニー・シュル・メール地域では特にバターとクリームの生産が盛んであったため、1930年代に、地元の乳製品を使用してお菓子を製造するというアイデアが生まれました。 それがイズニーキャラメルの始まり。キャラメルにミルク、バター、クリームなどの乳製品を加えてキャラメルキャンディとして作り変えたのです。

 

それ以来、あらゆる形態のキャラメルを味わうことが可能になりました。地域や国によってレシピは異なりますが、世界中で定番のお菓子といえるでしょう。ノルマンディーでは、イズニークリーム、リンゴ、カルバドス(リンゴを原料とする蒸留酒)のフレーバーキャラメルが非常に人気です。

20世紀初頭から拡大し始めたキャラメルの生産は、2008年に統合された規定と規制に基づいて厳密に行われ続けています。